
以前、私が勤めていた会社は社長が高齢のためか
会社で電子化・システム化してほしいと思うもの以前、私が勤めていた会社は社長が高齢のためか、社内の電子化・システム化には消極的でした。
当時、私は在庫管理も任されていました。
いちいち手書きで在庫表に毎日数字を付けていました。
そして、月末には帳簿上の在庫数と工場にある実際の商品の在庫数と照らし合わせていました。
毎日百件以上の出し入れがあり、商品の種類も同じく百件以上あるので、必ずと言っていいほど何かの在庫数が合わなかったのです。
在庫数が合わないと、合うまで過去の在庫表と入出荷伝票を照らし合わす必要があり、大変でした。
もし、会社でPOSシステムのようなものを導入していれば、在庫管理が大幅に楽になったと思います。常に最新の在庫数が把握できるので、月末に数が合わないなどのミスはなくせると思いました。
しかし、社長はコンピュータ上で数字を見るよりも紙に書かれた数字を見る方が見やすいと言って、電子化・システム化に反対でした。
在庫管理を電子化・システム化をしてほしいと長年願っていましたが、結局その前に、私はその会社を辞めてしまいました。